重いエクセルも画像編集だって一昔前に比べたら驚くほど早く処理が進みます。
パソコンのスペックが上がって快適に作業できるようになりました。
しかし、パソコン高くないかい?
ノートパソコンが20万超えるのがあたりまえ?
いやいや、そんな高性能パソコンは宝の持ち腐れです。
パソコンは年々、性能が上がっています。
3年も立つともう古いパソコンですよ。
しかし経費で購入を考えると、パソコンの耐用年数は4年。
そう、減価償却が4年かかります。
魅力的な商品が毎年でるなか4年もの間古いパソコンを使わないといけなくなります。
じつは、10万円以下パソコンは減価償却が必要ありません。
消耗品として経費で購入ができます。
フリーランスでも会社でも、個人で持ち運べるノートパソコンを持つのは当たり前の時代。
ノートパソコンなるべく安く抑えたいですね。
今回は10万円以下で買える「Surface Go」と「MacBook Air」を徹底比較します。
Surface Go
「Surface Go」はマイクロソフト社が発売するタブレット型のノートパソコンです。
Surfaceシリーズは現在4つの製品を販売しています。
Surfaceの特徴はすべてタッチディスプレイの採用です。
- Surface Laptop
- 10万円~選べる、クラムシェルの普通のノートパソコン。
- Surface Pro
- Surfaceシリーズで大ヒットとなったタブレット型でパソコン。キーボードは別売り。
- Surface Book 2
- 高性能高価格。2-in-1、タブレットタイプにもノートパソコンにもできる。
- Surface Go
- モバイル性を重視したタブレット型でパソコン。キーボードは別売り。
さて今回、比較する「Surface Go」はSurfaceシリーズの中でよりモバイル性を重視したタブレットタイプのノートパソコンです。
特徴と言えるのが、Surfaceで最小、最軽量のサイズと重さです。
そのため、モバイル性を重視した性能となっており非常に持ち運びが便利なWindowsのノートパソコンです。
サイズは 245mm × 175mm 厚さは8.3mmで、Surfaceシリーズの中では最小となっております。重さは約0.5kg。
キーボード(タイプカバー)と本体の重量をプラスすると約0.75kgです。
それでも、他のメーカーのノートパソコンは1kgを切るノートパソコンかなり稀なので、Surface Goの軽さは最大の特徴です。
そして、本体の品質はSurfaceProとおなじマグネシウム製です。
触った感じはアルミニウムより金属感が少なく馴染みやすいと言えるでしょう。
キーボード(タイプカバー)は非常にタイピングがしやすく使いやすい評判です。
Surface Proと比較するとSurface Goは本体が少し小さくなっているので、タイプカバーも本体に合わせサイズが小さくなっています。
タイプカバーは、自動車のシート、インテリアなどに使われるスエード調の高級素材「アルカンターラ」、人造皮革です。
このアルカンターラはイタリアだけで生産されていて、フェラーリなどの高級車にも使われています。
そして、アルカンターラは使っていくうちに色の深み出て手触りも柔らかくなっていく素材です。
気になる価格は、メモリー4GB/ストレージ64GBが69,984円(税込)。8GB/ストレージ128GBが89,424 円(税込)です。
MacBook Air 2017
「MacBook Air」はアップル社が発売しているノートパソコンです。
MacBookシリーズは現在3つの製品を販売しています。
MacBookはすべてクラムシェル型の普通のノートパソコンです。
- MacBook
- 小さなMacBook(12インチRetinaディスプレイ)
- MacBook Air
- コストパフォマンスに優れた大衆向けモデル(13インチディスプレイ)
- MacBook Pro
- 高性能高価格の誰もが憧れるプロ仕様モデル(13、15インチRetinaディスプレイ)
さて、今回比較する「MacBook Air」はMacBookシリーズの中で安価で購入できます。価格だけで言えば他のモデルより4万円以上も安いです。
Macというと高いイメージがありますがMacBook Airは余計な機能がなく、最低限の性能で快適な利用ができる位置づけのノートパソコンです。
本体の素材はアルミニウム合金。MacBookの魅力、金属の高級感が味わえます。
そして安価でも、CPUはIntel Coreプロセッサ。廉価版のCPUじゃありません
拡張性は互換性が高い従来のUSB3.0ポートとSDカードスロットです。
高性能のパソコンはいらない。これから初めてパソコンを購入する、また「MacBookデビュー」したい方にとってはMacBookAirの約10万円(税別)という価格はとても魅力的です。
WEBの閲覧やメールやSNS、動画や音楽をいうような場合には十分対応でき、Office系の作業、軽い画像処理なら問題なく作業できます。
まさにスタンダードなノートパソコンと言えるでしょう。
「Surface Go」と「MacBook Air」比較
Surface GoとMacBook Airのスペックを徹底比較していきます。
サイズ
Surface Goのサイズ
- 高さ:0.83 cm
- 幅:24.5 cm
- 奥行き:17.5 cm
MacBook Airのサイズ
- 高さ:0.3~1.7 cm
- 幅:32.5 cm
- 奥行き:22.7 cm
比較するとSurface Goの方がMacBook Airより一回りほど小さいサイズです。
Surface Goをタブレットとして見た場合は大きめのサイズです。
紙のB5と同じぐらいのサイズで片手で読めるギリギリの大きなです。
モバイル用として携帯にするにはちょうどいいサイズですね。
MacBook Airは持ち運びのノートパソコンとして大きくもないし、小さくもないサイズです。
紙のA4と同じぐらいの大きさなので営業資料が入るビジネスバッグに入る大きさです。
重量
Surface Goの重量
- 重さ:522 g
MacBook Airの重量
- 重さ:1350 g
Surface Goは本体だけではペットボトルと同じ程度の重さですが、タイプカバーは約243g、合わせると約765gの重量です。
MacBook Airは13インチです。
13インチモデルはいくつかのメーカーで 1kg を切るノートパソコンがでていています。そのためMacBook Airは重い部類に入ります。
ディスプレイ
Surface Goのディスプレイ
- 大きさ:10 インチ (PixelSense™ ディスプレイ)
- 解像度:1800 x 1200 (217 ppi)
- 縦横比::3:2
MacBook Airのディスプレイ
- 大きさ:13.3インチ (LEDバックライトクリアワイドスクリーンディスプレイ、非Retina)
- 解像度:1,440 x 900ピクセル(113 ppi)
- 縦横比:16:10
MacBook Airの方が比率は少し横に大きいです。
Surface Goは解像度がキレイです。
CPU
Surface GoのCPUプロセッサ
- CPUシリーズ:Intel Pentium
- コード:Kaby Lake(第7世代)
- モデル名:Intel Pentium Gold 4415Y
- クロック数:1.6GHz
- コア数:2コア(4スレッド)
- 3次キャッシュ: 2 MB
- GPU:Intel HD Graphics 615 (300 – 850 MHz)
MacBook AirのCPUプロセッサ
- CPUシリーズ:Intel Core i5
- コード: Broadwell(第5世代)
- モデル名:Intel Core i5-5350U
- クロック数:1.8GHz
- コア数:2コア(4スレッド)
- 3次キャッシュ: 3 MB
- GPU:Intel HD Graphics 6000 (300 – 1000 MHz)
メモリ
Surface Goのメモリ
- メモリ:8 GB
MacBook Airのメモリ
- メモリ:8 GB
メモリは8 GBがスタンダード
作業内容に合わせて8 GB以上を選びましょう。
ストレージ
Surface Goのストレージ
- SSD:128 GB
MacBook Airのストレージ
- SSD:128 GB
大量の写真の保存や仮想環境を使わないのであれば128 GBで十分でしょう。
グラフィック
Surface Goのグラフィック
- GPU:Intel HD Graphics 615 (300 – 850 MHz)
MacBook Airのグラフィック
- GPU:Intel HD Graphics 6000 (300 – 1000 MHz)
Videocard BenchmarkはSurface Goのグラフィックが509、MacBook Airが590。
モバイルタブレットはグラフィック性能が低くなってしまいがちです。
しかし、Surface Goは最新のGPUを使っているためグラフィック性能がノートパソコン並に高いです。
カメラ
Surface Goのカメラ
- フロント:5.0 MP (1080 p HDビデオ)
- リア:8.0 MP オートフォーカス付き (1080 p HDビデオ)
MacBook Airのカメラ
- フロント:720p HDカメラ
Surface Goはカメラとして使える解像度を持っています。
MacBook Airはアウトカメラ(リア)がなく、解像度も低いためビデオチャット用と割り切りが必要です。
オーディオ
Surface Goのオーディオ
- スピーカー: 2 W ステレオスピーカー
- マイク:シングル マイク
- ヘッドフォン ジャック:あり
MacBook Airのオーディオ
- スピーカー:ステレオスピーカー
- マイク:デュアルマイクロフォン
- ヘッドフォン ジャック:あり
ほぼ同じ
ワイヤレス 無線
Surface Goの無線
- Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth:Bluetooth 4.1
MacBook Airの無線
- Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth:Bluetooth 4.0
こちらもほぼ同じ
ネットワーク接続
Surface Goのネットワーク接続
- Wi-Fi
- Bluetooth
- USB(有線LAN変換)
MacBook Airのネットワーク接続
- Wi-Fi
- Bluetooth
- USB(有線LAN変換)
同じ
拡張性 外部端子
Surface Goのネットワーク接続
- USB-C
- Surface Connect ポート
- Surface タイプ カバー ポート
- microSDXC カードスロット
- 3.5 mm ヘッドフォン ジャック
MacBook Airのネットワーク接続
- USB3 × 2
- Thunderbolt 2
- 電源ポート(MagSafe 2)
- SDXC カードスロット
- 3.5mmヘッドフォンジャック
大きく違うのは USB です。
Surface Goは新しい標準規格のtype-C。
MacBook Airは従来のUSBと同じ形状のUSB3です。
またSDカードもSurface Goはスマホで使われるMicroSDカードサイズのリーダー。
MacBook Airはデジカメで使われるSDカードサイズのリーダーです。
Surface Goは本体に隠れるようにmicroSDXCカードが入るので、拡張ストレージとして利用できます。
一方で、MacBook AirのSDXCカードスロットはカードを差すとその分カードが本体より出てしまいます。
そのためバックなどに収納するときはカードを抜く必要があります。
OS
Surface GoのOS
- Windows 10 S(10 Home 無料アップデート可)
MacBook AirのOS
- macOS High Sierra
OSが悩みどころの人が多いのではないでしょうか?
OSの比較をここで伝えるのは大変ですので、目安をかんたんにお伝えします。
まず、近くのにWindows、Macを持っている方がいればその方に合わせましょう。
スマホがiPhoneの場合はMacにしましょう。
会社がWindowsの場合はWindowsにしましょう。
アプリケーション ソフトウェア
Surface Goのアプリケーション ソフトウェア
- Windows標準アプリケーション
- Office Home & Business 2016
MacBook Airのアプリケーション ソフトウェア
- macOS 標準アプリケーション
Surface GoはOfficeソフトが付いています。
MacBook Airは別にMac用のOfficeを購入する必要があります。
保証
価格
Surface Goの本体価格
- 8万2800円 (税別)
MacBook Airの本体価格
- 9万8800円(税別)
Surface Goは本体のみでキーボード(タイプカバー)がついていないので購入する必要があります。(画面タッチでの文字入力は可能です)
タイプカバーの価格は
- マイクロファイバー素材は11,800円 (税別)
- Alcantara(アルカンターラ)素材はのタイプカバーは15,400円 (税別)
Surface Go本体と合わせる税抜きと94,600円。税込み10,2168円。10万円を超えてしまいました。
そして、MacBook Airは税抜き98,800円。税込み106,704円。こちらも10万円を超えてしまいました。
Surface Goを安く買う方法
Surface Goは日本ではまだ発売前です。現在予約販売をしています。
一部のお店はポイントが付きますが安く購入するのは難しそうですね。
MacBook Airを安く買う方法
Appleの商品は値引きがあまりされません。
しかし、MacBook Airを安く買う方法があります。
それは、Apple公式サイトで販売されている「整備済製品」です。
https://www.apple.com/jp/shop/browse/home/specialdeals/mac/macbook_air/13
価格は、整備済製品のMacBook Air 13インチ(128GB/8GB)が84,000円 (税別)。
新品との差は14,800円。約15%引きで購入できます。
この整備済製品の商品は、店頭販売の商品や初期不良等の返品をAppleが動作確認した商品です。
さらに新品と同じ保証が付きAppleCareにも対応しています。
動作に影響がないキズなどある場合があるようですが、整備済製品でキズがある商品が届いたことはありません。
実は、手間をかけずにお得に買う方法がもう一つあります。
それは「 Amazonで購入」です。
Amazonで購入してもApple Careの対象になります(新品)。
また、Amazonの最大の利点。翌日配送、「prime」販売の商品もあります。
そして、肝心な価格は新品で95,000円前後です。(新品同様の中古は8万円台です)
価格は毎日変動していますので下のリンクから商品の価格をご確認ください。
【MQD32J/A】アップル 13.3インチ MacBook Air 2017年6月発売モデル
まとめ|2018年ノートパソコン買うならどれ?「Surface Go」と「MacBook AIR」
10万円で購入できるノートパソコンはまとめです。
現在のところMacBook AIRは10万円以下で買うには、Amazonで購入するか整備済製品を購入することで10万円以下の金額で買えます。
Surface Goはキーボードやペンも購入すると10万円を超えてしまいます。
経費ではなく、プレゼントや就職のお祝いなどで贈り物にする場合はSurface Goが評判いいようですね。
ポイントが使えて、貯まる楽天で予約するのがお得のようです。